宅建の年度別過去問をひたすら解いているけど、どこまでやれば良いか分からない方はいませんか?
私も当初、何年分解こうか悩んでいました。
そこで本記事では、宅建の過去問は何年分解くべきかに対する答えと、過去問を解く際に押さえておきたいポイントについて紹介します。
過去問の使い方が分かれば、試験慣れができ本番でも焦らずに慎重に解けるようになります。
宅建の過去問をこれから解こうと思っている方は必見です。
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ふぁも
宅建の過去問は何年分解くべきか?
宅建の過去問は、12年分を発売している会社が多いです。
もっと昔の試験問題を解いても良いですが、最近の傾向がつかみにくくなります。
【結論】10年分は解くべき
宅建の過去問は、10年分を解くのがベストです。
その理由として、少なすぎず昔すぎずちょうど良い量だからです。
過去問は試験の1か月前にあたる、9月の下旬から解くのをおすすめします。
十分に10年分を解く時間を確保できるでしょう。
ただいきなり1年分を解くと大変なので、最初は分野ごとに区切りながら余裕を持って進めましょう。
解く回数は1周だけで十分
解く回数は、一般的に2〜3周すべきという声もあります。
ただ私は、1周だけで十分と考えています。
なぜなら、周を積み重ねると過去問を覚えてしまい、応用力が鍛えられないからです。
ただ、1周だけだと過去問に載っている全ての試験問題を解き終わる可能性もあります。
その場合は、予想問題集を解いて解く力を鍛えましょう。
予想問題集は、みんほしシリーズがおすすめです。
もちろん一通り過去問を解いて、丸つけだけで終わりにはしないでください。
解説を読み間違った問題は、テキストで振り返って復習することまでが大事です。
宅建の年度別過去問を解く際に押さえておきたいポイント
過去問には大きく、テキストと交互に復習がしやすい「分野別」と、試験慣れに最適な「年度別」の2種類あります。
詳しくはこちらで解説しています。
ここでは、年度別過去問を解く際に、踏まえておきたいポイントを紹介します。
時間を測りマークを塗りつぶして解答する
年度別過去問を解くときは、試験と同じような環境で行いましょう。
そうすることで本番時に起こりうる失敗を防ぐことが可能です。
具体的には、試験時間内に間に合わず解ける問題が解けなかった、マークがずれていて時間を無駄にしたなどを防止できます。
過去問を解く際は、宅建試験と同様の2時間以内で解ける練習をしておきましょう。
試験と同じ50問を2時間以内で解く
宅建試験は50問出題され、それを2時間以内で解く必要があります。
本番と同じように一気に解くことで、本番で慌てずに解答できます。
最初は2時間かけて解くのは、集中力が切れて疲れると思います。
慣れるまでは分野ごとに区切って解くのがおすすめです。
集中力を鍛える練習だと思って、年度別過去問を解きましょう。
解く順番や時間配分を意識する
問題を解く際は、解く順番や時間配分が大事になります。
戦略的に解くことで効果的に点数を上げられます。
おすすめの解く順番と時間配分は以下の通りです。
優先順位 | 分野 | 問題数 | 時間配分 |
---|---|---|---|
1 | 法令上の制限 | 8問 | 15分 |
2 | 税・その他 | 3問 | 5分 |
3 | 宅建業法 | 20問 | 30分 |
4 | 5問免除問題 | 5問 | 10分 |
5 | 権利関係 | 14問 | 40分 |
(見直し) | - | - | 20分 |
私もこのような優先順位、時間配分で解いていました。
もちろん、比較的難易度の優しい宅建業法から先に進めるのも問題ありません。
ただ、何度も行き来しているとマークミスの恐れがあるため注意が必要です。
上記なら15問目からマークを始め、最後までいったら最初に戻れば良いため、マークミスが減らせます。
ただ最終的には、自分の好みの順番にカスタマイズして解くのが大事です。
宅建の過去問は10年分解こう!解く回数は1回だけでも問題ない
宅建の過去問は10年分解けば、最近の傾向をある程度把握できます。
また過去問を解く回数は、1回だけで十分です。
過去問を解く際、押さえておきたいポイントを意識して、本番に備えましょう。