宅建権利関係の優先順位は高い?効率的な勉強法も紹介

宅建 権利関係 優先順位

宅建権利関係の優先順位は、高いのか低いのか気になっていませんか?

優先順位を間違えると挫折する恐れがあります。

ふぁも

実際に私も勉強する順番を間違えて、一度挫折した経験があります。

そこで本記事では、宅建権利関係の優先順位は高いのかに対する回答と、効率的な勉強法を紹介します。

権利関係の優先順位が分かることで、挫折せずスムーズに学習できるはずです。

宅建権利関係の勉強を始めようか悩んでいる方は必見です。

「独学の方」や「通信講座にしようか迷っている方」にも朗報!

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この記事を書いた人
  • 宅建やFP2級をはじめ様々な資格を保有
  • 資格取得で月15万円稼ぐ
  • 不動産メディアのWebライターとして活躍中

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ふぁも

目次

宅建権利関係の優先順位は高い?

宅建試験の分野は、大きく4種類で構成されています。

  • 権利関係
  • 宅建業法
  • 法令上の制限
  • 税・その他

効率良く学習するためにも、優先順位を考えて勉強する必要があります。

【結論】高くはない!他の分野から学習を進めよう

権利関係は他の分野と比べて、優先順位が高くないです。

なぜなら、宅建試験の中で最も難しい分野といわれているためです。

実際に難しい分野から学習を進めると、挫折する原因になります。

ふぁも

私は権利関係から読み始めたため、他の分野までいかずに挫折しました…

そのため、権利関係は後回しにして、他の分野から始めることで、モチベーション維持しながら効率良く学習できます。

勉強する順番は、以下の順序で進めるのがおすすめです。

  1. 宅建業法
  2. 法令上の制限
  3. 税・その他
  4. 権利関係

なお、内容が難しいからといって、権利関係を捨てるのはおすすめしません。

権利関係は全50問中14問を占めており、全ての問題を外すと合格点に届かなくなるためです。

あくまでも後回しにするだけにして、権利関係もしっかりと学習しましょう。

>>宅建試験の概要・最短勉強法を詳しく知る

権利関係の中では民法の多くは後回し

権利関係の勉強を始める際、民法の多くは後回しにして、他のテーマから学習するのがおすすめです。

そうすることで、無駄な労力をかけずに効率良く点数を稼げます。

民法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

なお最も優先順位が高いのは、出題頻度が高く、難易度が優しい問題です。

過去10年の権利関係に関する問題に基づくと、最も優先順位が高いのは以下のテーマです。

過去10年で毎年出題

  • 借地・借家法
  • 区分所有法
  • 相続
  • 賃貸借
  • 不動産登記法

相続と賃貸借は民法ですが、それ以外は権利関係で出るその他の法律です。

上記のテーマは過去10年で毎年出題され、不動産登記法以外はそれほど難易度は高くありません。

不動産登記法は、年度によって難易度にばらつきがあるものの、過去問で十分に対応できることもあります。

次に、2・3番目に優先順位が高いテーマは以下の通りです。

過去10年で7回以上出題

  • 時効
  • 代理・無権代理
  • 意思表示
  • 売主の担保責任
  • 不法行為
  • 抵当権・根抵当権

過去10年で5回以上出題

  • 制限行為能力者
  • 弁済・相殺・対抗要件
  • 請負・委任
  • 債務不履行・解除・手付

抵当権・根抵当権や債務不履行・解除・手付は、出題数はそこそこあるものの、他の分野と比べて難易度が高いため、深入りする必要はありません。

また、制限行為能力者をはじめ、法改正がある法律は狙われやすいので、優先順位は高くなります。

他の重要テーマの勉強が追いつかない場合は、優先順位が低い順・難易度が高い順に捨てるのもありです。

最後に優先度が最も低いテーマは以下の通りです。

  • 債権譲渡・債権引受
  • 保証・連帯保証
  • 連帯債務・連帯債務件
  • 地上権・永小作権・地役権

過去10年で出題回数が4回以下と比較的少ないです。

難易度もあまり難しくないので、さっと把握し過去問を解く程度で問題ありません。

余裕のない方は捨てるのもありです。

>>宅建試験の概要・最短勉強法を詳しく知る

宅建権利関係の効率的な勉強法

権利関係は他の分野と異なり、暗記しただけでは解けない問題が多く出題されます。

少しひねった問題も出題され、全体的に応用力が試される分野です。

そのため権利関係は、一層戦略的に勉強に取り組む必要があります。

深入りはせず満遍なく読む

宅建 権利関係 優先順位 勉強計画 
私も広範囲のテーマを満遍なく学習しました!

権利関係は他の分野と比べて難しく、深入りしやすい分野です。

深入りして何度も同じテーマに時間をかけると、モチベーションが下がり挫折する恐れがあります。

ふぁも

私も権利関係の学習で深入りしてしまい、挫折しました。
くれぐれも注意してください!

宅建試験は、一分一句完璧に覚える必要はありません。

一通りざっくり読んで、なんとなく分かったらどんどん進みましょう。

>>宅建試験の概要・最短勉強法を詳しく知る

区切りの良い分野まで読んだらすぐに問題を解く

テキストの内容を読み終えたら、忘れないうちに問題を解きましょう。

そうすることで、内容の理解が深まり、問題が解けたという達成感が得られます。

また試験にどのように出題されるのか、傾向が分かります。

「テキストを読む」「問題を解く」はセットで行い、ひたすらこのサイクルを繰り返しましょう。

>>宅建試験の概要・最短勉強法を詳しく知る

2周目からは苦手分野を集中的に学習する

問題を解いていると、苦手な分野だと感じる場面があるはずです。

その場合は、苦手だと感じた箇所に付箋を貼りましょう。

そして2周目になったら、もう一度見直して集中的に学習しましょう。

反対にできる分野は少し内容を掘り下げたり、難しい問題を解いたりして、内容の理解を深めましょう。

>>宅建試験の概要・最短勉強法を詳しく知る

宅建権利関係の優先順位は高くはない!他の分野から学習するのがおすすめ

宅建権利関係の優先順位は、他の分野と比べて高くありません。

だからといって、全体に占める問題数が宅建業法に次いで多いため、捨ててはいけません。

まずは宅建業法から学習するのがおすすめです。

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