宅建に出る34条(媒介契約)・35条(重要事項説明)・37条書面(契約書)の覚え方を紹介

宅建 34条 媒介契約 35条 重要事項説明 37条 契約書 書面 覚え方

宅建に出る34条・35条・37条書面で覚える量が多く苦戦していませんか?

ふぁも

私は各書面の記載事項の違いで苦戦した記憶があります…

そこで本記事では、3大書面(34条・35条・37条書面)の概要と覚え方について紹介します。

各書面に関する問題を攻略できれば、試験範囲の一部である宅建業法で満点に近づくことが可能です。

過去問や模試でよく間違える方も必見です。

「独学の方」や「通信講座にしようか迷っている方」にも朗報!

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この記事を書いた人
  • 宅建やFP2級をはじめ様々な資格を保有
  • 資格取得で月15万円稼ぐ
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ふぁも

目次

宅建に出る34条・35条・37条書面とは

3大書面(34条・35条・37条書面)の範囲は、個数問題(正しいものはいくつか など)がよく出題されるため、よりはっきりと暗記する必要があります。

ふぁも

個数問題だと消去法が使えないのがネックです。
一つ一つ正誤を確かめて、正解の個数を数えないと選択肢が選べません。

ただ裏を返せば、暗記していれば解ける問題が多くあるので、あいまいな知識にせず明確に覚えることが大事です。

ふぁも

3大書面の問題は、応用力よりも暗記力が必要とされる傾向です。

そのためにもまずは、「34条書面」「35条書面」「37条書面」の違いを明確にして、それぞれの役割を確認しましょう。

ここではわかりやすいように、売買取引の場合で解説します。

34条書面(媒介契約)とは

34条書面(媒介契約)は、売主と宅建業者の間で結ぶ契約のことです。

売主と買主による直接取引でトラブルを避けるため、売主が宅建業者に買主を見つけるよう依頼するために、媒介契約が締結されます。

そのため34条書面には、詳しい物件情報は記載されず、主に募集に関する内容が中心となります。

ふぁも

34条書面は、「買主」と直接関係はありません。

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35条書面(重要事項説明)とは

35条書面(重要事項説明)は、宅建業者が買主に対して取引内容を確認するための書類です。

宅建士が物件の詳細情報や調査情報、取引条件や入居中の注意点などを説明し、契約前にトラブルを防ぐために行います。

買主は35条書面を受け取り、宅建士から説明を受けることで契約を結ぶかを検討します。

ふぁも

35条書面は、「売主」と直接関係はありません。
また本書面は、契約「前」に交付します。

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37条書面(契約書)とは

37条書面(契約書)は、売主と買主の間で結ぶ契約のことです。

契約内容を書類に残し、トラブルを防止するためにあります。

買主は物件の詳細情報や契約内容を確認し、購入することを決断したら正式に契約を締結します。

ふぁも

37条書面は、契約「後」に交付します。

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宅建に出る34条・35条・37条書面の覚え方

宅建に出る3大書面(34条・35条・37条書面)の覚え方として、以下のことが挙げられます。

3大書面の攻略法を把握して、ぜひ得点源にしましょう。

テキストで各書面の概要や用語を理解する

最初にテキストを用いて、3大書面はどういった内容なのかざっくり確認しましょう。

なかには見慣れない・難しい用語もあるため、テキストをしっかりと読み込んで把握するのが大事です。

そうすることで、次の見出しで紹介する「覚え歌」が理解しやすくなります。

誤った解釈で捉えないためにも、覚え歌を活用する前に、テキストで用語の意味や細かい内容を目に通しておきましょう。

おすすめのテキスト

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「覚え歌」で暗記する

宅建 独学 勉強法
大量記憶表も棚田先生によるものです!

3大書面は暗記量が多く、各書面での記載事項の判別が重要になるため、「覚え歌」で暗記するのがおすすめです。

覚え歌とは、YouTubeで「棚田行政書士の不動産大学」を運営している棚田先生による暗記方法のことです。

ふぁも

覚え歌は語呂合わせよりもリズム良く覚えられます。
3大書面を攻略するのに大いに役に立ちますよ!
私は当初、何十回も覚え歌を聴いていました。

各書面の解説動画とリピート動画を載せますので、解説動画で内容を確認してから、リピート動画で聴いて記載事項を覚えましょう!

各書面の難易度は、易しい順に「34条<37条<35条」となっています。
35条書面は、暗記量が特に多いのでジャンルごとにわけて少しずつ覚えましょう。

34条書面(媒介契約)

解説動画

リピート用動画

ジングルベル歌詞

特定 価額 3つの区別

報酬 期間 解除に関する事項

契約違反 標準約款

指定流通 状況調査

引用元:棚田行政書士の不動産大学 動画より引用

35条書面(重要事項説明)

解説動画は法改正前なので、動画の概要欄にある追加事項も確認してください。
リピート用動画は法改正に対応しています。

解説動画 前編

解説動画 後編

リピート用動画

キューティ35歌詞 全てに記載する事項(解説動画前編)

登記に法令、電気と未完
造宅、土砂、津波災害、ハザード

金銭、解除、損(損害賠償)、保(保全)50
(ここまで全部説明必要)

既存、石綿、耐震、建物だ
(建物のみ)

私道負担は 店子にしない
住宅性能は 建物売買

手付 保全 あっせん 担保責任 割賦 売買だ
(売買のみ)

引用元:棚田行政書士の不動産大学

キューティ35歌詞 区分所有建物&賃貸の追加記載事項(解説動画後編)

敷地の権利と 共用専用
特定減免 積立金
管理費修繕 売買
(売買のみ)

専有制限 委託 賃貸も
(ここまでが区分所有建物)

(ここから賃貸の重説)
期間 更新 利用制限
管理委託先と 敷金精算
(ここまで宅地と建物両方)

設備、定期、高齢、取り壊しは 賃貸

引用元:棚田行政書士の不動産大学

37条書面(契約書)

解説動画

リピート用動画

宇宙戦艦ヤマト歌詞 絶対的記載事項

代金 支払い 既存建物
引渡 移転 登記

引用元:棚田行政書士の不動産大学

宇宙戦艦ヤマト歌詞 相対的記載事項

天災その他不可抗力と 租税公課 定めがあれば

引用元:棚田行政書士の不動産大学

宇宙戦艦ヤマト 相対的記載事項(35条書面と被っている項目)

契約解除 金銭の授受と 損害賠償 ローンのあっせん
一定の担保責任履行 35条と同じ

宅建業者が交付

引用元:棚田行政書士の不動産大学

覚え歌を聴くとき、各書面の記載事項の違いや「売買か賃貸か」「宅地か建物か」を意識すると、問題を解く際に役に立ちます。

ただ覚え歌をを繰り返すだけではなく、元になる知識へと復元する作業も大事です。

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過去問を解いて出題傾向をつかむ

一通りのインプットが完了したら、過去問を解いて問題に慣れましょう。

過去問を解くことで、試験の出題傾向や頻出問題、問題の出し方などがわかります。

ここで問題を解く注意点として、記載事項は必要かどうか推理して解かないようにしましょう。

わからないに直面したり、うろ覚えで判断つかなくなったりした際、「書いた方がいいのかな」と思い誤った選択肢を選ぶ恐れがあります。

実務では、念に応じて記載する必要のない内容も含まれているため、契約時の書類で推理して解くのは禁物です。

過去問を解いてあやふやだった場合は、覚え歌でしっかりと覚え直してから再度臨みましょう。

アウトプットの教材は主に3種類ありますが、おすすめの優先順は「分野別の過去問>年度別の過去問>予想問題集」です。
少しずつ教材を買って、無駄なく学習を進めましょう!

おすすめの分野別過去問

おすすめの年度別過去問

おすすめの予想問題集

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宅建に出る34条・35条・37条書面の覚え方に沿って学習しよう!

宅建に出る3大書面(34条・35条・37条書面)は、宅建業法の中で暗記量が多く難しい分野です。

ただ、わかっていれば解ける問題が多くあるので、3大書面の覚え方に沿って学習を進めましょう。

ぜひ宅建業法全体を得点源にして、合格をつかみ取ってくださいね!

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