宅建の計算問題が難しくて、捨てようか悩んでいる方はいませんか?
計算問題は複雑な上に、文章が長くて読解するのも時間がかかりますよね…
本記事では、宅建の計算問題は捨てるべきかに対する回答と、具体的な勉強法について紹介します。
一通り読むことで、宅建の計算問題が出たらどう対処すべきか分かるはずです。
宅建の計算問題で悩んでいる方は必見です。
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ふぁも
宅建の計算問題は捨てるべき?
宅建試験では、計算問題が毎年1問出題される傾向です。
出題分野は、宅建業法の報酬額に関する範囲と決まっています。
報酬額の計算問題は最初に文章を読み、売買か賃貸かなどに分類分けして、適した計算式を当てはめる必要があります。
そのため、複雑なあまり苦手意識を持つ方が多い印象です。
【結論】捨てない方が良い
結論から言うと、宅建の計算問題は捨てない方が良いです。
なぜなら過去問と似たような形式で出題され、得点源となるためです。
宅建業法は、宅建試験の中でも比較的簡単な分野になります。
そのため、過去問を見てパターンや解くコツが分かれば、1点を確実に獲得できます。
宅建試験は1点で合否が決まる試験です。
「確実に1点を取るぞ!」という気持ちで臨みましょう!
ただ時間のかかる問題は後回しにする
ただ解くのに時間がかかる問題は、後回しにした方が良いです。
必ずしも計算問題は簡単とは限らないため、難しいと感じたら他の解ける問題から解いた方が点数が稼げます。
なお、試験時間(120分)を問題数(50問)で均等にすると、1問あたり2分24秒かけられます。
計算問題は時間がかかるため、目安として3分かけても分からない場合は、飛ばして次の問題に進みましょう。
宅建の計算問題における具体的な勉強法
計算問題は文章を読むのに加え、途中式を書いて計算する必要があり、通常よりも解くのに時間がかかります。
その上、計算ミスする可能性もあり、慎重に解く必要があります。
素早く計算ミスなく解くためにも、計算問題に合った勉強法を習得することが大事です。
計算問題の勉強法は、通常の勉強法に加えてプラスアルファする感じです。
テキストを読み暗記する
まずはテキストを読み、一通りの内容を暗記しましょう。
その際、報酬額の公式はもちろん、売買・交換と賃貸の違いを明確に覚えることも大事です。
そして、すぐに計算問題を解いて理解を深めましょう。
内容を覚えただけではイメージが湧きにくい傾向です。
「テキストを読むこと」と「問題を解くこと」はセットで行うと、知識が定着しやすいですよ。
関係図を書いて整理する
計算問題を解く際は、関係図を書いて問題を整理しましょう。
書いておくと理解しやすくなり、ケアレスミスが防げます。
例えば、登場人物や取引額などを書き込み、売主や買主、借主や貸主などを記載しましょう。
その際、代理・媒介・業者を明記しておくと、後々報酬額の計算がしやすくなります。
報酬額の計算では途中式も書く
報酬額を計算する際は、途中式も省略せずに書きましょう。
頭の中で求めると、計算ミスが発生する恐れがあります。
なお報酬額の限度額は、売買・交換の場合、以下の公式(速算式)を用いることで求められます。
価格 | 速算式(税抜) |
---|---|
200万円以下 | 価格×5% |
200万円超〜400万円以下 | 価格×4%+2万円 |
400万円超〜 | 価格×3%+6万円 |
速算式を用いた報酬額の計算例
価格が500万円の場合
- 価格の範囲を基に、使う速算式を確認する(価格×3%+6万円)
- %を小数に直す(3%→0.03)
- 筆算を用いて価格に小数をかける(500万円×0.03=15万円)
- 速算式に+がある場合は足す(15万円+6万円=21万円)
- 消費税率(×1.1)をかける(21万円×1.1=23.1万円)
したがって、報酬の限度額(税込)は23.1万円。
一つ一つ丁寧に計算して、ケアレスミスをなくしましょう!
宅建の計算問題で捨てるのは避けよう!
宅建の計算問題は捨てない方が良いです。
過去問を見るとパターンが決まっており、宅建業法は得点源となるためです。
報酬額の計算でケアレスミスをなくすためにも、計算問題の勉強法を習得して、確実に点数が取れるようにしましょう。