「宅建の民法が難しすぎる」と感じていませんか?
私も民法で挫折した経験があるので共感できます。
そこで本記事では、宅建の民法を攻略するための基礎知識や勉強戦略などを紹介します。
最後まで読むことで、苦手な宅建の民法を克服できる方法がわかるはずです。
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ふぁも
宅建の民法が難しすぎると感じる理由
宅建の民法は、権利関係の中で最も出題数が多い分野です。
権利関係の詳細 | 問題数(全14問中) |
---|---|
民法 | 10問 |
借地借家法 | 2問 |
区分所有法 | 1問 |
不動産登記法 | 1問 |
民法が難しすぎると感じる原因の1つとして、攻略法の違いが挙げられます。
他の分野は暗記だけで対応できますが、民法は考え方も理解する必要があります。
考え方を理解するのはきりがありません。
深入りしないように気を付けましょうね!
ここでは、宅建の民法が難しすぎると感じる理由について紹介します。
民法を含んだ権利関係は、一番学習効率が悪い分野なので、勉強のやり始めは後回しにしても構いません。
私は試験範囲の多さと法律用語や考え方の難しさで挫折しました…
だからといって、最初から民法を捨ててしまうと合格が難しくなるので、まったく勉強しないわけにはいきません。
試験範囲が広い
民法は宅建業法と比べて、出題数が少ない割に条文の数が多く、勉強量が増える原因となっています。
分野 | 条文の数 | 出題数 |
---|---|---|
民法 | 約1000条 | 10問 |
宅建業法 | 約100条 | 20問 |
また他の分野よりも正答率が低く、時間をかけるのはコスパが悪いです。
実際に2020年の分野別正答率に基づくと、受験者の正答率が低いことがわかります。
分野 | 平均正答率 |
---|---|
権利関係 | 60% |
宅建業法 | 84% |
法令上の制限 | 70% |
このように民法は試験範囲が広いうえに、正答率も低いことから、難しすぎると感じやすいです。
暗記だけでは通用しない
民法の問題は事例問題が多く、暗記だけでは正解を導き出せません。
実際に1000の条文から出題されるので、初めて見る問題ばかりです。
そのため、法律用語や考え方をしっかりと理解しないと、試験の問題は解けません。
法律用語や考え方がわかりにくい
問題を解くために法律用語や考え方の十分な理解が必要ですが、民法ならではの表現に苦戦する方が多いです。
民法に出る主な法律用語
- 善意・悪意
- 無過失・重過失
- 対抗できる・できない
- 債務不履行
- 追完請求
- 不法行為
日常では馴染みのない用語だらけなので、何を言っているのかわからないという方が続出します。
加えて、シンプルな言い回しが漢字で固く表記されているため、見るだけで嫌になる方もいます。
私も初めて法律用語を見たとき、さっぱりわかりませんでした。
日常的に法律知識を活用する場面が少ないと、民法の考え方を理解するのも大変ですよね…
一度にすべて理解するのではなく、「次の日にまた見直そう」という軽い気持ちの方が、心が折れずに長続きできます。
もう一度読み直すとすんなりと理解しやすいですよ!
難しすぎる宅建の民法を攻略するための基礎知識
宅建の民法を攻略するためには、基礎知識を十分に理解する必要があります。
以下の項目にわけて、宅建の民法に関する基礎知識を紹介します。
ぜひこれらの情報を踏まえたうえで、宅建の民法を攻略しましょう。
出題数
宅建の民法は、全体の1/5を占めています。
科目 | 出題数 | 出題率 |
---|---|---|
民法 | 10問 | 20% |
その他の権利関係 | 4問 | 8% |
宅建業法 | 20問 | 40% |
法令上の制限 | 8問 | 16% |
税・その他 | 3問 | 6% |
免除科目 | 5問 | 10% |
民法を含む権利関係でも得点しないと合格は難しくなります。
目標点
民法を含む権利関係の目標点は、7~10点が目安です。
科目 | 出題数 | 得点目標 |
---|---|---|
権利関係 | 14問(うち民法10問) | 7~10点 |
宅建業法 | 20問 | 18点 |
法令上の制限 | 8問 | 6点 |
税・その他 | 3問 | 2点 |
免除科目 | 5問 | 4点 |
少なくとも半分以上は正解したいところです!
頻出分野
過去10年での民法の頻出分野は以下の通りです。
過去10年で毎年出題
- 相続
- 賃貸借
過去10年で7回以上出題
- 時効
- 代理・無権代理
- 意思表示
- 売主の担保責任
- 不法行為
- 抵当権・根抵当権
過去10年で5回以上出題
- 制限行為能力者
- 弁済・相殺・対抗要件
- 請負・委任
- 債務不履行・解除・手付
中には難しい用語もありますが、出題頻度の高い順に攻略しましょう!
勉強期間
民法の勉強期間は、一通りの分野を終えてから臨むのがおすすめです。
例えば、勉強期間が半年取れる場合は、6月~7月には民法に入り、1か月半を目安に学習を進めましょう。
最初から民法を勉強すると私のように挫折しますよ…
民法を含む権利関係は深入りしやすい分野なので、期限を設けて勉強期間をズルズル伸ばさないようにしましょう。
テキストは最低2周行い、定期的に復習もしましょうね!
難しすぎる宅建の民法における勉強戦略
民法も含んだ権利関係は、他の分野とは異なり、応用力が試されます。
中には、少しひねった問題も出題され、そのまま暗記しただけでは解けない問題もあります。
そのため権利関係は、他の分野よりも一層戦略的に勉強する必要があるのです。
上記の勉強戦略に沿って勉強をすると、効率良く学習ができるはずです。
民法を含む権利関係全体を後回しにする
民法も含んだ権利関係全体を後回しにして、他の分野から勉強を始めるのがおすすめです。
難しい内容よりも簡単な分野から始めた方が、モチベーション維持しながら効率良く学習できます。
おすすめの学習順番として、以下の順序で進めるのがおすすめです。
- 宅建業法
- 法令上の制限
- 税・その他
- 権利関係
まずは、全ての分野を一通りざっくり読みましょう。
そして、2周目からは少し内容を掘り下げたり、重要・苦手な箇所を集中的に読んだりして、内容の理解を深めましょう。
優先順位の高い順に解く
効率良く学習するためにも、優先度を決めて学習することが大事です。
そうすることで、少ない労力で効率良く点数を稼げます。
なお最も優先度が高いのは、出題頻度が高く、難易度が優しい問題です。
過去10年の権利関係に関する問題に基づくと、最も優先度が高いのは以下のテーマです。
- 相続
- 賃貸借
- 借地・借家法
- 区分所有法
過去10年で毎年出題され、難易度もそこまで難しくありません。
そのため、権利関係を勉強する際は、上記のテーマから始めるのがおすすめです。
一方で優先度が最も低いテーマは以下の通りです。
- 債権譲渡・債権引受
- 保証・連帯保証
- 連帯債務・連帯債務件
- 地上権・永小作権・地役権
過去10年で出題回数が4回以下と比較的少ないです。
難易度はそこまで難しくないので、軽く把握する程度で十分でしょう。
余裕のない方は捨てるのもありです。
深入りせず満遍なく読む
権利関係は難易度が高く、深入りしやすいです。
テキストを読む際は、1つのテーマに時間をかけすぎず、なんとなく分かったらどんどん進むことが大事です。
私は民法の学習で深入りしてしまったため、挫折したと考えています。
その時、問題を解くこともセットで行いましょう。
そうすることで、達成感が得られるとともに出題傾向が分かり、問題が解きやすくなるはずです。
難しすぎる宅建の民法を攻略するコツ
難しすぎる宅建の民法を攻略するために、以下のコツを知ることが大事です。
最初から基本テキストを読むのではなく、他のインプットから手を付けるのがおすすめです。
まんがテキストを読む
難しすぎる民法を理解するためには、最初にまんがテキストを読むのがおすすめです。
宅建の基本的な考え方として、民法が軸となっていますが、内容が難しすぎて嫌になってしまう方もいます。
私も嫌になって挫折しました…
ただまんがテキストを活用すると、物語形式で楽しく学習できます。
まんがテキストを選ぶ際は、まんが部分よりも解説が多いものを選ぶのがおすすめです。
文字が多いと基本テキストと変わらなくなります。
おすすめのまんがテキスト
マンガ宅建塾なら、解説が少ないので読みやすいです。
完璧に暗記する必要はなく、さっと読むだけで十分です。
動画を活用する
Youtubeで検索すると、さまざまな講師がわかりやすく解説しています。
おすすめのチャンネル
最初はわからなくても、次第に理解できるようになります。
ただし法改正前の古い動画もあるので、必ず最新の動画を視聴しましょう。
通信講座なら常に最新の情報なので、気にする必要がありません。
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図を書いて整理する
民法の問題は、複数の登場人物が出るため、関係性がわからなくなります。
そこで図を書くことで、頭が整理できるうえに再度読み返す時間を省くことが可能です。
通信講座やYoutubeの講師が書いているのをそのまま真似して、多くの問題をこなすと早く図を書けます。
だからといって、やみくもに問題を解くだけだと知識が定着しにくいです。
問題を解いたらすべての選択肢において、誰かに教えるつもりで回答した理由を書くと、頭に残りやすいです。
そのため、同じ問題を何度も繰り返すより、1回に時間を使って頭を整理した方が学習効率が上がります。
私もじっくりと解説を読んで回答した理由を書き、テキストに戻って苦手分野を徹底的に潰しました!
わかりやすい言葉に言い換える
試験の問題は、当然のように法律用語を使うため、覚えていないと問題文を読むことも難しくなります。
法律用語が出たら、以下のように頭の中で言い換えると、理解しやすくなります。
法律用語 | 言い換え |
---|---|
善意・悪意 | 知っている・知らない |
無過失・重過失 | 悪くない・とても悪い |
対抗できる・できない | 相手に言える・言えない |
債務不履行 | 約束を破る |
追完請求 | 契約通りにやれと言える |
不法行為 | 悪い行動 |
あくまでも一例で厳密には意味は異なりますが、自分がわかれば問題ありません。
民法は暗記だけでは通用しないものの、まったく必要ないわけではありません。
こうした法律用語は、暗記が必要になるのでしっかりと覚えておきましょう。
民法の常識を知る
民法の常識を知ったうえで問題を解くと、見覚えがない内容でも解ける場合があります。
その常識の一つとして、立場が弱い人やかわいそうな人を守るというものがあります。
例えば、土地をだまし取られてしまった人が2人いて、それぞれ原因は「詐欺」と「脅迫」でした。
その際に、どっちがかわいそうかで判断します。
- 詐欺にあった人:騙されて被害に遭ったのは気の毒だけど、調べれば防げたかもしれない
- 脅迫された人:脅されている以上、防ぎようがない
上記を踏まえると、脅迫された人を優先的に助けるということになります。
一般常識では、どちらも同じように助けた方が良さそうですが、民法の常識は違うのですね。
このように民法は、誰を一番助けるべきかという点に着目しながら勉強すると理解が進みます。
難しすぎる宅建の民法を攻略して合格を目指そう!
法律初学者の方がいきなり民法の勉強をすると、難しすぎると感じるのも無理はありません。
最初は他の分野から攻略して、慣れてきたら民法の勉強を始めるのをおすすめします。
ぜひ目標点に達成できるよう、基礎知識や勉強戦略などに沿って勉強し、合格をつかみましょう!