宅建テキストは買い替えた方がいい？切り替える際のおすすめ先も紹介

古い宅建のテキストがあるけど、最新版に買い替えた方が良いか迷っていませんか？

宅建にもう一度受験をする方や、先輩や上司からもらった方は最新のテキストに買い替えようか悩むはずです。

本記事では、買い替えた方がいいのかについての答えや、前年の宅建テキストから切り替える際のおすすめ先について解説します。

買い替えは本当に必要なのか適切に判断できるようになることで、失敗や後悔を防ぐことが可能です。

フリマで前年のテキストを購入しようか悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。

宅建のテキストは買い替えた方がいい？

宅建のテキストは試験が終えて10月～12月頃になると、最新版が発売されます。

できれば買い替えた方が良い

宅建のテキストはできれば買い替えることをおすすめします。

ただし、大幅な法改正を除く去年ぐらいなら使い続けてもほぼ問題ありません。

その理由として、次のことが挙げられます。

買い替えるべき最大の理由は「4月1日までの法令で出題されるため」です。

実際に宅建試験を行う「一般財団法人 不動産適正取引推進機構」の試験の基準及び内容には、以下のような記述があります。

出題の根拠となる法令は、試験を実施する年度の4月1日現在施行されているものです。

引用元：一般財団法人 不動産適正取引推進機構 宅建試験の概要

そのため、4月1日までの法改正された知識で臨むのがベストな状態です。

法改正の情報は多く出題はされないものの試験に出しやすい傾向にあります。

最新の情報を把握できていればわかっていたのに、そこで1点を落としてしまうのはもったいないですよね。

また宅建でできる仕事は、法律知識が必要となります。

過去の法律知識で実務に臨むと、顧客や同僚に誤った知識を伝えてしまうリスクがあります。

でも去年版ぐらいなら買い替えなくても良い

それでも私は、大幅な法改正を除く去年版ぐらいなら買い替えなくても良いと考えています。

大幅な民法改正の例として、具体的には2020年にあった民法大改正が一例です。

もし法改正があると、改正前と後の法律を一つ一つ確認する必要があり、法律初学者の方にとって大変です。

ただし、細かい改正はあるものの、毎年大改正があるわけではないので、去年版ぐらいなら買い替えの必要はありません。

買い替えない場合は法改正を必ず確認する

テキストを買い替えない方は、最低限の法改正情報は把握しておきましょう。

ネットで検索すると法改正の情報はたくさん出てきますが、必ず最新版の情報で調べてください。

全て網羅していないケースもありますが、運営元を調べて複数の情報を照らし合わせれば問題ないはずです。

前年のテキストから切り替える際のおすすめ先

もし前年のテキストから切り替える場合は、主に「最新のテキストを購入するか」「通信講座に切り替えるか」の2択になります。

最新のテキストを購入する

当然ですが、最新のテキストを購入すれば法改正にも対応しています。

現在使用しているのが自分に合っているのなら、そのテキストの最新版を購入しましょう。

反対にテキストに不満や物足りなさを抱いている場合は、買い替えた方が良いです。

過去のテキストの良い点や残念な点は把握しているはずなので、それらを基準として選びましょう。

複数のテキストを比較して、自分に合ったテキストを見つけましょう！

通信講座に切り替える

試験の結果に報われず独学が向いていないと感じた方は、通信講座に切り替えることをおすすめします。

独学の場合は、モチベーション維持しつつ自ら学習プランを考えて、勉強に励まなければなりません。

実際に独学で合格を目指すのには、300～500時間必要といわれています。

その間、自分で学習プランを毎日考えて実行するのは、やる気も必要なため大変です。

仮に最新のテキストに買い替えたとしても、計画どおり学習できず、再度不合格になるリスクもあります。

そのような方は、学習プランを作成してくれる通信講座がおすすめです。

独学よりもお金はかかりますが、再び不合格になって時間を失うよりかは最善だと考えています。

宅建テキストはできれば買い替えた方が良い

宅建テキストはできれば最新版をそろえた方が良いですが、無理して買い替える必要はありません。

ただ、買い替えない方は法改正の情報には必ず目を通しておきましょう。

一方、前年のテキストから切り替える方は、独学か通信講座のどちらが良いかをよく検討してから選びましょう。

きっと、次こそは合格できます。

あなたの頑張りが合格に結びつくことを祈っています。