大学受験料が高すぎると感じたときの対処法3選！実体験や捻出する方法もあわせて紹介

「大学受験料が高すぎて金銭的に厳しいけど、安く抑える方法がわからない…」そのような悩みを抱えていませんか？

実は、多くの保護者が受験料の高さに戸惑い、悩みながら出願先を決めているのが現実です。

受験料を安く抑える方法として、受験校を減らしたり推薦入試やAO入試を活用したりすることが挙げられます。

この記事では、大学受験料が高すぎると感じたときの具体的な対処法を3つ紹介します。

推薦入試の実体験や受験料を捻出する方法もあわせて解説するので、大学受験料が高すぎて気になってしまう方はぜひ参考にしてください。

大学受験料が高すぎると感じたときの対処法3選

受験料の負担は、受験生のいる家庭にとって大きな悩みの一つです。

特に、私立大学を複数校受験する場合、受験料だけで数十万円に達することがあり、「高すぎる」と感じる保護者も少なくありません。

ここでは、大学受験料の負担を減らすための方法を3つ紹介します。

それぞれ順を追って解説します。

受験校を減らす

大学受験料が増加する要因として、受験校の多さが挙げられます。

たとえば、私立大学の場合、1校あたりの受験料は平均して約35,000円です。

そのため、10校以上受験すると、受験料だけで40万円近くになることがあります。

こうした受験料を安く抑えるためには、受験校を厳選して3〜5校を目安に絞ることが重要です。

その際、各大学の入試傾向や合格ラインをしっかりリサーチしたうえで、子どもの実力や希望進路にあった大学を慎重に選ぶことが大事です。

無駄な出願を減らすことで、受験料の節約につながります。

併願割引を利用する

私立大学の中には受験料の割引制度があり、その大学に複数回受験すると安く抑えられます。

たとえば、國學院大學では1日だけの出願は35,000円ですが、2日以上受験する場合は2日目以降の受験料が20,000円となります。

ただし、最近は併願割引を実施している大学が年々減少傾向です。

また、割引内容が大学ごとに異なるため、事前に各大学の募集要項をよく確認しましょう。

推薦入試やAO入試を活用する

推薦入試やAO入試を活用して一発合格できれば、一般入試のように複数校を併願する必要がなくなり、その分の受験料を節約できます。

実際に公募推薦の場合、一般入試と比較すると、費用が1/10以下に抑えることが可能です。

ただし、一般入試の方と同時並行で勉強する必要があるため、子どもの負担が大きくなります。

子どもとよく話し合って、推薦入試やAO入試を活用するのかを決めましょう。

一般入試

項目	費用相場
大学入学共通テストの受験料	16,500円
国立大学の受験料	17,000円×2校（前・後期）＝34,000円
私立大学の受験料	35,000円×3校＝105,000円
私立大学の滑り止め入学金	240,000円
合計	395,500円

公募推薦（私の実体験）

項目	実際にかかった費用
大学入学共通テストの受験料	16,500円
公募推薦の受験料	18,000円
合計	34,500円

なお、今回は受験校によって異なるため省略したものの、実際は交通費や宿泊費などがかかる場合がある点には注意が必要です。

最近では、国公立大学の推薦入試やAO入試の枠が広がっており、現役生だけでなく浪人生であっても受験できる制度が増えています。

早めに進路指導の先生や予備校と相談し、推薦入試やAO入試を積極的に活用しましょう。

大学受験料を捻出する方法

大学受験料を捻出するためには、事前に十分な教育資金を確保することが大事です。

具体的な方法として、以下のようなことが挙げられます。

主な固定費

あるいは差し支えなければ、以下の記事より塾代を見直すのも有効です。

大学受験料が高すぎると感じたら固定費の見直しがおすすめ！

大学進学は、入学金や授業料だけではなく、受験料も多くの費用がかかります。

もし、大学受験料が高すぎると感じたら、受験校を減らしたり推薦入試やAO入試を活用したりするのが効果的です。

あるいは大学受験まで期間がある場合、保険料やスマホの通信費などの固定費を安く抑えると、十分な教育資金を確保できます。

あらかじめ十分な教育資金を準備して、大学進学に備えましょう。